最近とある友達の様子がおかしい。
長いつきあいなのだが、あまり外に出たがらず、家でまったりしたがる。まったりするのは全然いいのだが、会った瞬間からハイで、会話が噛み合わない。いや、一応会話は成立したいるのだが、途中で何かあるとそれまで話していたことを忘れてしまってわたしの質問が宙ぶらりんなままになったら、何か暖簾に腕押しな感じで、「友人と語り合った!」っていう充実感がない。
前からその子はアルコール依存気味で、どこに行くにもお酒のボトルを持ち歩き、DUIをくらってもやめられない感じだった。それが今では別なものに移行しているようだ。
頭の回転が早く社交的で活発な彼女がその子が以前とは変わってしまったと感じるのは複雑だ。
年齢を重ねたことで自然と「お互い変わったな」って思う瞬間はもちろんお互いにあるだろう。それは成長とかライフステージの変化による変化で割とエンブレイスしている。
けど、アルコールや薬物の常用で様子が変わるのと、それって、違うよね。
非犯罪化には賛成だけど、誰かが常に自分と会っている時ハイなのは寂しさを覚える。かつてのその子がそうでなかったことを覚えているから尚更だ。
でもその子にとって、今切実な痛みを和らげるために、
どうしても必要なんだろうなってことはわかる。ジャッジされたくもないだろう。その子はその子のやり方で生き抜こうとしてるのだ。
うまく言えない。
ジャッジメンタルになりたいわけではなく、その子に痛みをシンパシーを感じつつも、常に酩酊とともにあるハングアウトの仕方ばかりになってしまうと自分は自分で空虚を覚えてしまうという話。
ボーッとまったりするだけじゃなくてさ。何年も会ってなかったんだからいろんな話しようよ。
オチはない。