映画ビューティフルマインドで有名なんのジヨンナッシュのドキュメンタリーを見た。実物のナッシュ、ラッセルクロウよりイケメンだけど、かなり嫌な奴だったっぽい…。友達とかを通じてそれなりに慣れてるつもりだったけど、統合失調症について、知らなかったことがたくさんあった。
— イチカワユウ (@yu_ichikawa) 2015, 1月 18
今日は、映画『ビューティフルマインド』観た。ドキュメンタリーの方が、妻の描き方とかよかったけと、統合失調症の人の世界はこんな風なのねというのはうまく描かれてた気がした。誰もが意思で無視できるわけじゃないのは難しいけど。
— イチカワユウ (@yu_ichikawa) 2015, 1月 19
ナッシュの妻は、数少ない女生徒だった人で、彼女が大学で職を得たからナッシュも大学図書館に入り浸ることができたとドキュメンタリーで言ってた気がするけど…そーゆーな働く優秀な女性としての妻像が映画では足りなかったのが残念。
— イチカワユウ (@yu_ichikawa) 2015, 1月 19
映画は、上でも書いたとおり、ドキュメンタリーを先に見てしまったが故に、ナッシュを美化したり、ナッシュの妻についての描写が足らないところが気になった。しかし、統合失調症の世界の描写は、ピカイチだった。
統合失調症の患者が悩むのは、それが幻覚や幻聴だとわからないからで。わたし達が時に、妄想だとか電波だと言ってしまうそれらは、わたし達にとってこの現実がリアルでなのと同じように、リアルなのだ。自分はまざまざと感じていらるこの現実を周りの皆が否定しだしたら……?きっと、めちゃくちゃ混乱するはずだ。
ナッシュの息子も統合失調症に悩む数学者らしい。息子と妻の出てくるインタビューも見た。夫も息子も統合失調症になって、アリシアはどんな気持ちなのだろうか。
わたしも周りにメンタルを病んだ人が多かったのだが、統合失調症に限らず、精神の病の辛いところは、当事者も家族も、はじめは「何が起こっているかわからない」とこだと思う。なぜ?どうして?で頭がいっぱいになり、怒りや混乱で激しく衝突する。病についたの知識があれば、あ、これは、あのパターンだな、とかわかるし、それなりに対処の方法がわかって多少は安心できると思う。もちろん、それでも辛いが。
入院したりしつつも、今は社会で働いている幾人かの知り合いの顔を思い浮かべる。皆元気かな?彼らがこの映画を観たらどう感じるのだろうか?「これはわたしだ」と思うのだろうか?
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2012/09/14
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (7件) を見る