驚くような広告が掲載されていた
こんにちは!わたしのブログでは、GoogleAdSenseを使い、広告配信をして、うまい棒代をまかなっております。
そんなある日、Twitterで貝澤さまにこんなことを教えていただきました。
@yu_ichikawa ご存知かもしれないんですが、ブログにこんな広告が出てきたことを一応報告致します pic.twitter.com/KpdOjvyuTw
— 貝澤 (@kaizawasan) December 13, 2015
な、なにー!
STOP 同性婚
という見出しと共に、「同性婚のなにがいけないのか」と書いてある。
さっそくURLを見てみると、反婚の立場からの同性婚批判などではなく、「同性愛家庭の子供、情緒・発達障害が2倍」とか「同性婚で男女の婚姻率低下」などと主張するホモフォビックな反同性愛のプロパガンダを掲載している「世界日報」で売られている電子書籍の広告だった。
こういうサイトの広告を、わたしのブログには載せたくない。GoogleAdSenseは、サイトに載せたくない広告をブロックすることができるので、早速やってみた。
「広告の許可とブロック」欄をチェック!
というわけで、まずはGoogleAdSenseにログインします。
↑上のメニューのところで、「広告の許可とブロック」をクリックします。
AdSenseには、広告ブロックのために、以下の5つのメニューが用意されています。
- 広告主の URL(競合サイトなど、特定のウェブサイトには飛ばしたくない時URLを指定)
- 一般カテゴリ(同業種他社の広告を出したくない場合など、カテゴリごとに指定)
- デリケートなカテゴリ(ギャンブルや宗教など、デリケートなカテゴリごとに指定)
- 広告ネットワーク(アドネットワークごとに指定)
- 広告配信(特定のタイプの広告ごとに指定したい場合)
- 広告レビュー センター (個別の広告を見て審査したい場合)
特定のウェブサイトの広告をブロックする
今回はすでに広告主のURLがわかっているので、そちらを指定します。この時、大事なのは、「広告主のサイトをチェックするために、自分のウェブサイトに貼られている広告をクリックしてはいけない」ということ。規約違反になってしまいます!別ブラウザから手打ちで行きましょう。
表示されるボックスに URL を入力して [URL をブロック] をクリックします。ブロックした URL の広告は 24 時間以内にページでの掲載が停止されます。vpoint.jp のようにメインのドメイン名を指定すれば、サブドメインを含む、こちらのドメインの広告は表示されません。
広告レビューセンターを設定
「デリケートなカテゴリ」で宗教関係の広告をまとめてブロックすることもできますが、「宗教」とはわからない感じで、ホモフォビックな広告が入ってくる場合もあるので、今回は、個別にブロックしていくことにしました。自分のサイトに表示される広告は、「広告レビュー センター」から審査できます。
広告レビュー センターは、広告を個別に審査してウェブページへの掲載を許可するかどうかを指定するためのツールです。サイトに掲載される広告の詳しい情報を取得して、掲載の許可またはブロックをきめ細かく管理したいという場合に便利です。
広告を事前審査してから掲載することもできるのですが、そうすると収益に影響がでるので「広告をすぐに表示」にしておいて、事後審査することがおすすめです!もちろんこのレビューセンターで広告をブロックしていくと、掲載広告が減る分、サイト収益は減りますが、わたしの場合、収益を目的としてやってるブログではないし、こういう広告を掲載し続けることは、そもそもブログを書いてる趣旨に反するので、ホモフォビックな広告は容赦なくブロックします。
スマホの「はてな枠」をどうするか
ここまでやってふと気づきました。はてなの「スマホ版のタイトル下」の広告は無料会員ではいじれない場所であることに!
ブログには「わたしの貼っている広告」以外に、「はてな運営によって自動挿入される広告」があります。上で書いた方法でコントロールできるのは、あくまで「わたしの広告枠」だけの話。なので、「はてな枠」には引き続き変な広告が貼られてしまうかもしれない(PC版にもスマホ版にも「はてな枠」はある)。もしもそれが続くようなら、はてなのPRO会員になって広告を取るか、WordPressに引っ越すしかないかもしれませんね。うむむ。
応急処置として「レスポンシブデザイン」を設定
とりあえず、スマホ版のデザインをレスポンシブにしてPC版と同じものにしました。
前提として、PC版のはてなブログで使用中のテーマが「レスポンシブ対応」であるか見てください。「テーマストア」の各テーマの説明画面に「レスポンシブ」と書いてあったらOKです。
↑デザイン > スマートホン > 詳細設定と行き、「レスポンシブ」にチェックを入れます。これでスマホで接続した時にも、PCと同じテーマが読み込まれます。
レスポンシブデザインにも「はてな枠」は残っているものの、「タイトル下」は自分の制御できる枠になったので、多少は効果があるかもしれない。しばらく様子みてみ ます。
まとめ、
LGBT系に限らず、ブログやウェブサイトを持っている人は、一度、自分のサイトにどんな広告が配信されているのかチェックし、不適切な広告を排除しましょう。知らないうちに、不本意なサイトやサービスの宣伝をしているかもしれません。