#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

折り紙+キューブ?新しい立体パズルShashiboで遊んでみた

数年前から人気になっている立体パズルShashiboを買ってみた。

https://funinmotiontoys.com/products/shashibo

マグネットの入ったキューブを折り紙のように組み合わせていくことによって、70以上もの形に変形すると言う。Shashiboは一件日本語のようだが、Shape Shifting Boxの略だという。YouTubeなどで動画があがっていて、とにかく楽しそうなんだよね。あと様々な模様のキューブがあるのもコレクター心をくすぐる危険なパズル。

ひとつ25ドルと決して安くはないが複数のキューブを組み合わせることでより大きく複雑な形を作ることもできるという。

早速開けてみる。

プラスチックトイっぽい感触を想像していたが、想像以上に紙っぽい、作りはしっかりしているのだが、無理に開けようとすると壊れそうな手応えを覚えた。子供の教育おもちゃとしても人気そうなんだけど、小学生とかに渡したらその子の個性にもよるが、全力で壊す子いるはず。

あとは、意外と難しい。キューブ状の時もどこからでも開くわけではない。何も見ないで数分カチャカチャやってみたが、なかなかコレ!という形にならないし、元のキューブに戻すのもそんなに簡単ではない。簡単ではない。  

だからこそ練習しがいがるし面白みがあるんだけども、ソルブできなくても何も考えずにカチャカチャ回して快感を得られるキューブ系の立体パズルやインフィニットキューブとはそこが違うので、フィジェットトイの代わりにするのは難しいかもしれない。

スムーズに形をひょいひょい買えたり、複数のキューブを組み合わせて魔法のような動画を撮ってる人たちは相当練習して撮ってると思う。

翌日追記。買った直後は数個のシェイプしかできなかったのだが翌日遊んでたらかなりいろんなシェイプができてきて楽しくなってきたー。

ところでこのキューブは日本のデザイナーが発明したYoshimoto Cube No.3と構造がほぼ同じである。

https://youtu.be/iZFw0dN8Tqo

Yoshimoto Cubeが金と銀のミニマルなデザインであるのに対し、Shashiboは幾何学模様やサイケデリックなものまで様々なデザインを発表していて、コレクダブルとしての側面があること、磁石を入れていることで複数個組み合わせることができる点、動画を使ったマーケティングが上手い点などが主な違いだろうか。

Yoshimoto CubeはMoMaグッズとして商業的に発売されていたようなのだが残念ながら現在では買うことができない。

中古品がebayで出品されていることがあるが希少品のようだ。

ルービックキューブがキューブとしての品質はさておきブランドを残すことに成功していることと比較すると、Yoshimoto Cubeがアートの世界で名前を残してはいるもののもう買えないのは少し残念だ。

DIYのYoshimoto Cubeの型紙などはここで紹介されているので自由研究や工作などに作ってみるのもいいかも。

https://papercraftetc.blogspot.com/2021/06/a-stem-project-ring-of-twelve-flexible.html