森下直哉さんの『僕の魅力の醸し方 仕事はしっかり、好きなことも全力で』買っちゃいました。
ストリートスナップで大バズりした方ですね。「全属性の女子が好きになる」と言われたとおりわたしも好きになっちゃいました。
YouTubeのルームツアーとかお仲間とやられているYouTubeチャンネルとかはたまに観ていたのですが、まぁYouTubeではストリートスナップでは見えてない点が見えてくるし、本ではYouTubeで見えてこないものが見えてくる。
東京でレストラン修行してだとかは何となく聞いたことあっても実は上京してからの仕事探しの苦労や、希望していたのとは違うエアコン取り付けの仕事でウジウジとしていた時代の話とか。「海外移住します!」って飛び出たはいいけど、思い描いてた生活とは違ってウジウジしてた経験と重なって、全て順調ではコンプレックスもないように見える直哉さんにこんな時代があったんだなーと。
あと思ったのは、割と強い哲学とか「こうあるべき」ってのがある人なんだなってこと。
ゆる〜くしなやかに飄々と生きていく系の人かなと思ったら割と根性論的な部分があって意外だった。←ギャップは全て計算して「作って」らそうです。
面接で福利厚生や待遇を聞かれると萎えるとか←経営者ってそんなものか?理解できなくてもとにかく師匠の言うことを聞いて実践することで成長できる、とか。直哉さんの主観としてはそうなのだろうけど、一般的にはそこまで考えてくれてる経営者ばかりじゃないし、それによってよく理解できないブラックな環境に入り込んでしまった!とかいろんな問題も生まれる気がするので、ここは仕事を探す若者としては自分を守るためにいろいろ聞きたくなる気持ちは理解できるなぁ。
あと根性だなと思ったの「ラクをしない」とかね。
これは直哉さん自身が「人を喜ばせたい」が故にどうやったら一番喜んでもらえるか?という方向性で考え抜いて自分で実践されてるようなので、他人に対して『こうあるべき」みたいな押し付けがましさはあまり感じないのだけど、それにしてみるそこまで考えてやってるんだ!それは全方面からも性別もセクシュアリティも超越してモテるわな……って顔だけじゃない、「人たらし」のコツというか秘密がわかった気がします。