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虹の向こう側

アカデミー賞大本命『ROMA/ローマ』感動的な「家族の絆」の裏で…男どもがクソすぎる

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ネトフリ映画でありながら、アカデミー賞に最多ノミネートをされている映画『ROMA/ローマ』を観ました。

『ROMA/ローマ』のあらすじ

1970年前半、メキシコシティのコロニア・ローマ地区にある中流家庭で住み込みの家政婦として働くクレオとアデラ。雇い主は医師のアントニオと妻のソフィア、彼らの4人の子供、ソフィアの母。ある日、医者であるアントニオはカナダのケベックでの会議のために留守にする。甲斐甲斐しく働きながらも、アデラのボーイフレンドたちとダブルデートを楽しむクレオ。そんなある日、クレオの妊娠が発覚する。

『ROMA/ローマ』の感想(ネタバレあり)」

地味だけど、芸術性が高いよい映画ですね!アルフォンソ・キュアロン監督が自らの経験を振り返って制作したというエモいエピソードが頭にあるからか、余計にその「監督の思い入れ」みたいのが画面からムンムンとにおってきます。

巨大な犬の糞を延々と掃除し続け、背後では子どもたちが騒いでいる……比較的淡々した日常描写のなかで、雇い主家庭の夫の失踪の謎、主人公クレオの妊娠、そして当時の政治状況などが徐々に浮かび上がっていきます。

ただ、怒涛のようなエンタメ要素というのはあんまりないです。なので、アカデミー賞にノミネートなどの前評判がなければ、Netflixで最後までは観なかったと思います。多分オープニングクレジットのところで力尽きてた気がする……。なので、「ミニシアターでもよいから劇場で放映してほしかった!」という映画ファンの声には非常に同意できます。

ちなみに、アメリカでは、一部の劇場で今も公開されています。わたしはネトフリで観ちゃったんですが。一度映画が始まると、嫌でも最後まで観るしかない環境に強制的においてくれる「劇場」というのは非常に強力なシステムです。ネトフリはその点、周りに気の散る要素があることが多いので「離脱されないように」という感じで、短い時間で常に強い刺激を繰り出す作品が多いような気がします。

男がクソすぎる

『ROMA/ローマ』に出てくる男どもは、クソ過ぎます。夫といい彼氏といい。

「女子供」の絆

男がクソな分、女性や子供など「弱い立場」に置かれた者たちの絆が際立ちます。

ずっと淡々と進んでいくのですが、クライマックスと言えるビーチのシーンで、それまでどこか距離感があった妻とクレオと子供たちが抱き合って一つになる瞬間は感動的です。映画のキービジュアルにも使われていますね。

『ROMA/ローマ』の評価

  • 男がクソ度 ★★★★★
  • 地味度 ★★★★★
  • アート度 ★★★★★

↑アルフォンソ・キュアロン監督の作品。これは大画面でみる価値ありました!

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