#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

Twitterとblogの立ち位置を交換してみようかな?

Twitterやblogの運用方針で、ちょっと考えていることがあります。

それは、Twitterはもう少しテーマを絞った情報提供のツイート中心にして、ちょっとした日々の呟きはblogやnoteにしようかな?ということです!

理由はTwitterの呟きの数を減らしたい、というのと、もう少しテーマに沿ったTwitter運用をしようか悩んでいるためです。

わたしはリアルで日本語で悩みや考えを共有できる友達が少ないので、その分Twitterに依存気味なところがありますが、そちらをblogに振り分けて、Twitterはもう少し、フォローしてくれた人にとっての情報収集のために役立つような、ノイズの少なめのタイムラインにしていきたいんですよね。

要はクィア、フェミ、米国政治、ビジネス、ガジェット、エンタメ、大麻など話題について、英語のリソースをいち早く日本語で解説つきで紹介する!みたいなスタイルを目指します。

Twitterってノイズ多すぎるとフォロワーさんに嫌われがちになると思いますので、眠ー!とかエミリー可愛いとかそーゆーネタは減らして、blogやnoteに吐き出します。これまでTwitterにあげてたものをblogに投げることで、相対的にblog、note更新数、頻度が上がり、低迷していたblogやnoteをちょっと盛り上げよう、というのもあります。

ま、そんなチラシの裏に書くようなないようかいたところで盛り上がるのかは謎ですが。しばらくやってみます!

あと、クィア系のネタはnoteに載せるのでそっち目当ての方はあっちでフォローしてね!

イチカワユウ|note

こっちのあたシモは、エンタメ、英語ネタ、その他雑記中心になります!

リアルな犯罪モノ?ストリッパー同士の百合?ジェニファー・ロペス出演映画『ハスラーズ』 感想

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2019年のベスト映画記事に入れ忘れました!『ハスラーズ』はベスト10入りします!

アメリカで働くレズが選ぶ!2019年映画ベスト10発表! - #あたシモ

ギラギラしたB級作品かな?と思いきや、意外としんみり考えさせられるシスターフッド映画でした。

映画『ハスラーズ』のあらすじ

幼少の頃に母に捨てられ、祖母に育てられたデスティニー(コンスタンス・ウー)は、祖母を養うため、ショークラブで働き始める。そこでトップダンサーとして活躍するラモーナ(ジェニファー・ロペス)と出会い、姉妹のように親しい関係に。2人は協力し合うことで大金を稼ぐようになる。 しかし、2008年に起きた金融危機により、ショークラブで働くダンサーたちも大打撃を受ける。ぞれぞれの差し迫った事情で“お金が必要”という彼女たちに、ラモーナは「ウォール街のヤツらは真面目な貧乏人からすべてを奪い、盗んだ金で遊んでる。不公平でしょ?」と言い、ウォール街の男たちから金を騙し取る計画を企てる。

映画『ハスラーズ』の感想

思ったより良くてびっくりしました!というのは冒頭にも書いた通り、この作品はどうせB級だろう!と思ってたんです。

ところが、結構フェミニスト的なメッセージのこめられた本作、なかなかの名作でした!

2008年リーマンショックで打撃を受け、差し迫った事情でお金が必要だった女性達が、NYウォール街の裕福な男たちから、大胆すぎる手口で大金を騙し取りまくったという、実際に起こった事件を元にしています。

もちろん犯罪はよくありませんが、りーまんショックの後には、ウォール街のビジネスモデル(とそもそもの資本主義)に対して全国的な疑問が投げかけられるようになりました。犯罪グループを束ねている「ママさん」であるジェニファー・ロペスの女性たちへの愛ある目線にほっこりするシーンもありました。みんなダメ人間なところもありながらも、家族思いで、生きるために必死なんですよね。

百合…というとちょっと違うかもですが。でも駆け出しの売れないストリッパーのディステニーを屋上で毛皮で抱きしめるところとか、萌えポイントはたくさんあります!

J Lo のポールダンス!本職からは不評だが…

さて、本作の一番の売りが「奇跡の50歳」 J Loによるゴージャスなポールダンスです。コンスタンス・ウーが、 J Loに一目惚れするシーンですね♥

自分の周りでポールダンスをやっている人からは、実はこのシーンはかなり不評です。まあアギちゃんの『バーレスク』がガチバーレスク勢からコテンパンな評価だったのと同様ですかね……。

わたしはポールコミュニティのいち員ではないので、そういう玄人目線での批評はできませんが「神!」とは思いました。

ちょっと関係ないんですけど、 J Lo って去年(2019年)50歳になってまして、おそらくこの映画の撮影後だとは思うのですが、自分の誕生日に合わせてツアーをしたんですね。

で、わたしはForumで行われた J Lo のツアーを観にいったのですが。ジェニロとそっくりのヘアメーク&ファッションで身を固めた「ミニ・ J Lo」のラティーナ軍団(プラス、付添の彼氏らしい男ちらほら)で 巨大アリーナが最後列までビッチリ埋まっており。その J Loパワーに圧倒された記憶があります。 

もちろんステージもパワフルそのもので!いやぁ、すごかった。

元本職!カーディー・Bのダンスも見もの!

映画のポスターにフィーチャーされている3人(ジェニファー・ロペス、コンスタンス・ウー、カーディ・B)のなかではラッパーのカーディ・Bは一番の脇役です。しかし、カーディ・Bはもともとストリッパー出身だった過去を公開しており、動きは本格派w

コンスタンス演じるデスティニーが稼げるようになったのも、カーディ・B演じるダイヤモンドのレッスンを受けてからです!

音楽界からもLizzo、Usher、G-Eazy!

あとは、ちょこっとですがLizzoもインパクトのある脇役として出ています!Lizzo、マジ最高!スクリーンタイムは短いのに、記憶に残る名演技ですw

あとは、アッシャー、 G-Eazyなども出ています!探してみてください!

コンスタンス・ウーはビッチなのか?

また本作を語る時に外せないのが、コンスタンス・ウーはビッチなのか?問題です。

そもそも、本作に出てるジェニファー・ロペスも、カーディ・Bも、有名なディーバです。知名度で言えばコンスタンスより上かもしれません。しかし、映画のプロモーションで1番に名前が出ていたのはいつもコンスタントでした。

その理由としてはコンスタンスが「自分の名前をクレジットでも宣伝でも1番上に持ってくるように」と要求していたからだと言われています。

コンスタンスは出世作であるアジア系コメディテレビ番組『フレッシュ・オフ・ザ・ボート』が続投になった時、TwitterでFワードを連発して、嘆いたこともあり、その辺から少しわがままというか調子に乗っているビッチ説が出ていたのです。

その後この映画で自分が1番になると言うようにと言う要求をしていたことがわかり、ますますそのビッチ疑惑は強まりました。しかし、実際に映画『ハスラーズ』を見てみると、確かにコンスタンスは主役であり、女優が本業であるコンスタンスが「自分をメインにするように」と要求したのは納得いくかなと思いました。まだまだアジア系の活躍が少ないハリウッドにおいてしっかり自分の権利を主張して結果も出しているコンスタンス。リアルでの性格は知らないし、好き嫌いは別れると思いますが、わたしは応援したいと思います。

## 映画『ハスラーズ』評価

  • ゴージャス度 ★ ★ ★ ★ ★
  • シスターフッド度  ★ ★ ★ ★ ★
  • 痛快度 ★★★☆☆

    映画『ハスラーズ』日本公開予定

映画ハスラーズの日本公開は2020年2月7日に予定されています。

第2のコンブチャになれるか?アメリカの甘酒を飲んでみた!

最近ロサンゼルスのファーマーズマーケットとかで出ている甘酒をいただいたので飲んでみた。

お正月だしね!

抹茶味で、デザインもモダン、アメリカ人にウケそう。飲んでみると、味はアーモンドミルクも混ぜてあるようで、ものすごく飲みやすい。というか、別に、甘酒の独特の風味がしないので、甘酒と言われなければ、普通に抹茶ラテだと思って飲んじゃいそう。ごくごく飲めて、甘すぎず。とても美味しいです!

甘酒に麹が入っており、発酵飲料で、健康によいらしいけど、コンブチャのような感じで、アメリカに今後広がるかな?

気になる方はAmazake公式サイト「Amazake Co.」からご覧ください!ファーマーズ・マーケットの予定なども掲載されてます!

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  • メディア: 食品&飲料
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発酵道―酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方

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  • 作者:寺田 啓佐
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  • 発売日: 2007/08/01
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#2020年楽しみな映画 アメリカで働くレズが選んでみたよ!

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!

Twitterで、「2020年楽しみな映画は?」というのお題が流れていたので選んでみました。合計12本!これは必ず観たく!またこれ以外にももちろんよい作品は観ていきたいです。

主にメインストリームな作品が中心ですが、出来るだけフェミかつクィアな作品を応援したいと思ってます!

順番は、今わかっている範囲で公開日順です。また公開日はアメリカ公開を基準としてます。それではどうぞ!

2分の1の魔法(原題:Onward 公開予定2020年3月6日)

亡くなった父親にもう一度会うために魔法を使えたら?2人の子供たちの冒険を描いた作品。スターウォーズとアナ雪の封切り後から、今はこの作品の予告編や広告がすごいです。

トイストーリー4のディズニー・ピクサー新作です。日本公開は3月13日です。

『2分の1の魔法』感想はこちらから!

www.atashimo.com

Mulan (公開予定:2020年3月27日)

ディズニーのアニメ映画ムーランの実写版です。家族を守るため、男の扮装をして戦争に参加するムーランの姿が描かれます。中国大陸出身の女優が主演しており、香港デモに反対する発言などをしているのが気になりますが作品も観てみたい。興行成績も気になります。監督も女性が起用されてます。

Antebellum(公開予定:2020年4月24日)

ゲット・アウトや、Usのプロデューサーが手がけたホラー。大好きなジャネル・モネイが主演なので絶対観たい!でもジョーダン・ピールは関わってないみたい。

恐ろしすぎる人種ホラー。チビるほど怖いのに爆笑も出来る不思議な新ジャンル映画『ゲット・アウト』)』がヤバい! - #あたシモ

すごい映画を観てしまった…考えるほど奥が深い社会派ホラー『アス(Us)』がヤバすぎる件 - #あたシモ

Black Widow (公開予定:2020年5月1日)

マーヴェルのブラック・ウィドウを主人公にした作品です。アベンジャーズでは大変納得のいかない去り方をしたブラック・ウィドウですが、彼女を主役にした作品が観られるのは嬉しいです!

若草物語でエイミーを演じたフローレンス・ピューも出てますね!

Wonder Woman 1984 (公開予定:2020年6月5日)

こちらはDCコミックスから!ワンダー・ウーマンの続編です!内容の詳細はまだ不明ですが、ガル・ガドット推しのポスターのビジュアルが素敵!内容全然伝わってこないけど、とにかくガル・ガドットを拝む形ですね。

歴史を変えた映画『ワンダーウーマン』!強く美しい女性ヒーローの物語(ネタバレあり) - #あたシモ

Candyman(公開予定:2020年6月12日)

ジョーダン・ピールが、プロデュース兼脚本を手掛けているのがこちら。こちらは過去のキャンディマンのリメイクで、ホラー作品。

楽しみ!

SOUL(公開予定:2020年6月19日)

NYを舞台に、音楽への情熱を失った男がそれを取り戻す様を描いた作品です!インサイド・ヘッドのクリエイターが作ったピクサー作品なので楽しみです。

出演は、ジェイミー・フォックスに、ティナ・フェイ!

喜びだけじゃ生きていけない。 悲しみの大切さを教えてくれる映画『Inside Out(邦題:インサイド・ヘッド)』の感想 - #あたシモ

In the Heights (公開予定:2020年6月26日)

マンハッタンの北部ワシントンハイツを舞台に夢を持つ移民たちを描いた作品です。

『ハミルトン』のリンーマニュエル・ミランダが手掛けたミュージカルの映画化で、彼本人も出演しているとか!監督は、『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウです。

真の英雄はアーロン・バーだった?ミュージカル『ハミルトン』と歴史上の真実 - #あたシモ

The Prom(ネトフリ公開予定:2020年)

保守的なインディアナ州で、高校の卒業ダンスパーティであるプロムに彼女を連れて行こうとして、PTAに反対されたエマ。往年のブロードウェイ女優たちが、人気とりのため、彼女を助けようとして…!というブロードウェイミュージカルを、GLEEのライアン・マーフィーが映画化しました。

ミュージカルがとてもよかったので、映画も何楽しみです。出演はメリル・ストリープ、ニコール・キッドマン、オクアフィーナ、ケリー・ワシントンなど。

公開はネトフリで、詳しい公開日は未定ですが、プライド月(6月)になるのでは?と予想。

ブロードウェイ・ミュージカル『The Prom』がめっちゃよかった!! - #あたシモ

Ghostbusters: Afterlife (公開予定:2020年7月10日)

オリジナルキャストの出るゴーストバスターズ続編です。ストレンジャー・シングスのフィン・ヴォルフハルトも出ており、おじさんだけでなく子供たちも出ている作品です。

女子メインのリメイクがコケたので、オリジナルキャストを引っ張り出してきたのかな?

映画ゴーストバスターズ(2016年版)観たけどめっちゃ笑えたw - #あたシモ

Barbie Movie(公開予定未定)

有名なマテル社のバービー人形を元にした映画です。マーゴット・ロビー主演。バービー映画は過去にも何度も作られてますが、監督は、『レディ・バード』『若草物語』のグレタ・セレスト・ガーウィグで、女性をエンパワリングした作品になるのではないかと期待してます。

美しすぎる姉妹愛に酔いしれよ!エマ・ワトソン『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語(原題:Little Women)』感想 - #あたシモ

Happiest Season(公開予定:2020年11月20日)

クリステン・スチュワートとマッケンジー・デイビスが女同士のラブコメ!

ホリデーシーズンに彼女の実家に帰省することになり、実は彼女がまだ保守的な家族にカムアウトしていないことがわかり…というかなりよくありがちな設定だけど楽しみ。

監督はクレア・デュバル!というレズビアン的にはたまらないラインアップ!

あなたが今年観たい映画は何ですか?ぜひコメント欄やツイッターで教えてください!

アメリカで働くレズが選ぶ!2019年映画ベスト10発表!

おそらく日本はすでに2020年になってしまっているのですが、イチカワの住む街はまだ2019年の大晦日でございます。そこで、今年の映画は今年のうちに!大急ぎであたシモ的2019年ベスト映画10を選出します。今年、めちゃくちゃブログサボってまして、感想書けてない作品がほとんどなのですが(汗)以下簡単に感想を述べます。ネタバレ含んでますので気をつけてください!あと順位は思いついた順っていうところもあり、少し適当です。

1位 もはや別枠『アナと雪の女王2(原題:Frozen 2)』

アナと雪の女王2 (オリジナル・サウンドトラック)

いやね、アナ雪は、1の時から好きすぎて。思い入れランキングなので、映画としての出来とか関係ないですね。最も好きかつ自分にとって最重要作品なので迷わず1位にしました。内容や感想については、改めて記事にするので少々お待ちください。思い入れ強すぎて何も書けないやつですわ。これ。

2位 社会派ホラー『Us』

Us (Original Motion Picture Soundtrack)

ゲット・アウトのジョーダン・ピールの二作目。ルピタ・ニョンゴの熱演が素晴らしかった!あと美しい!またホラー映画でありながら、社会について問題提起しているところも好み!

詳しくはこちらでレビューを書いています!

www.atashimo.com

3位 アジア系移民を描いた『The Farewell』

The Farewell [DVD]

地味ですが、アジア人女性監督による、実話を元にした良作。がんを本人に告知することがまだ一般的ではない中国に住む祖母の元に、「結婚式」という口実で皆が集まることに。何も知らない祖母は祝福ムードだが、親戚は、皆「本当の理由」を知っているため、どこか陰鬱なムード。そこへ「嘘をつくのが下手だから」ということで本来は呼ばれていなかった主人公が到着。果たして、結婚式は成功するのか?

ニューヨークに住む中華系移民の娘を演じるオクアフィーナがよい味だしてます。

また、アメリカで暮らす中華系移民の感覚も取り込まれており、いいです。

4位 韓国の化け物作品『パラサイト 半地下の家族』

映画チラシ パラサイト 半地下の家族 ソン・ガンホ

カンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞した本作。ネトフリ『オクジャ』のポン・ジュノ監督の力作。ブラックで不穏な雰囲気をたたえながらも、どこかコミカルな雰囲気の演出。「一体どこまでシリアスに捉えるべきなんだろうか?」と戸惑いながら画面を眺めるうちに、どんどん緊張感は高まっていく……。なんというか非常にインテンスな映画体験でした。

そして、韓国における「和牛」のような高級肉を入れたジャパグリを食べてみたくなる……!とりあえず角切りステーキを入れたジャパグリ作って食べましたが、めちゃくちゃ美味しかったです。

5位 良質な文芸もの『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語(原題:Little Women)』

Little Women

2019年最終日に観た作品ですが、ランキング入り! こちらにレビューを載せています。

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6位 持たざる者に寄り添う『ジョーカー』

個人的にはこーゆーインセル好みな映画は好きじゃないのですが、そういうのを押しのけて圧倒的力が感じた一作。現在の社会的背景と重ねて解釈すると、本当に止まらなくなりそうな映画ですね。

バットマンシリーズを一作も観てないし、思い入れもないわたしですが普通に楽しめました。でも好きな映画で真っ先に本作を挙げる人とは、仲良くなるの躊躇しちゃうかも……w

7位 元気がもらえる『チャーリーズ・エンジェル』

B級映画ですが、大好きな映画です。チャーリーズ・エンジェルの感想はこちらから!

www.atashimo.com

8位 萌えるとはこのことよ『ターミネーター・ニューフェイト』

Terminator: Dark Fate

ジョン・コナーが!とかシュワちゃんが!とか、リンダ・ハミルトンが!とかいろいろ見どころはあるのですが、やっぱりこの作品は「マッケンジー・デイビス」でしょう。

ネトフリのブラック・ミラー『サン・ジュニペロ』でもっとも美しいレズビアンストーリーを見せてくれたヨーキーを演じたマッケンジー・デイビスが、超イメチェンをしてダニーを守る!という…もうね、強い女子好きからしたら、垂涎モノの設定です。ほんと尊い。

またストーリー的にも、フェミニズム的メッセージが強くなっていて、ダニーは救世主の母親ではなく、ダニー自身が救世主だった!というおそらく本作一番のクライマックスのシーンもハッとさせられます。

興行収入的にはポシャってしまいましたが、それはケイト・マッキノン様の『ゴーストバスターズ』も一緒。女性を中心に据えた作品はバックラッシュにあいやすいため、今後も応援していきます。

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9位 離婚から始まる関係性『マリッジ・ストーリー』

Marriage Story (Original Music from the Netflix Film)

ネトフリで公開直後から大変な評判を呼んだ一作。確かに面白かった。映画や演劇の世界で生きるカップルの離婚をスカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーが演じています。アーティスト同士の結婚という設定だけあり、二人の心の離れていくさまがカウンセリングや離婚弁護士の前で語られたり、喧嘩の場でぶちまけられます。「本当はまだまだ結婚したくなかった!」とかね。

正直「有名人の離婚って大変そう」とか「ここまで喧嘩するくらいなら人とつきあいたくない」とか思ってしまったのですが(汗)

離婚していく夫婦の子供との絆や、二人の人間的つながりを描いているという点で、『クレイマー・クレイマー』を思い出しましたね!

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10位 髪の毛縛りなさい!キャプテン・マーヴェル

キャプテン・マーベル (字幕版)

アベンジャーズ・エンドゲームの直前に公開され、またインフィニティー・ウォーからアベンジャーズをつなぐ重要なシーンが隠されている本作。スーパーヒーローものは苦手ですがキャロルとマリアの百合ポテンシャルもあり、90年代ノスタルジアも相まってなかなか楽しめました。ただユニフォームの色を決めるところとかで、がーっと愛国心丸出しになるところや、キャロルが戦闘シーンでもブロンドの髪をなびかせているところとか、細かいところでうんざりしました。いやさ、本気で戦うなら、髪しばるとかしよ!

アベンジャーズ/エンドゲーム(字幕版)

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (吹替版)

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  • 発売日: 2018/08/08
  • メディア: Prime Video

というわけで駆け足でございましたが、皆様のお好きな作品はありましたでしょうか?

かなり「女子目線」「クィア目線」「フェミ目線」に偏っていると思いますが、もしも趣味の合う方いらっしゃいましたら、お友達になりましょう!ツイッターで声かけてください!

それでは皆様よいお年を!

2020年もよい年になりますように!